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2006年02月09日(木) 11時14分

<生活経済事件>05年のリフォーム被害は223億円毎日新聞

 昨年1年間に警察が摘発した違法な訪問販売などによる特定商取引などの事件が124件(前年比約65%増)で、検挙人数は330人(同約44%増)に上ることが警察庁のまとめで分かった。被害額は約351億円で前年の約3.8倍となり、いずれも過去5年間で最も多かった。悪質リフォーム事件での摘発が相次ぎ、摘発件数や検挙人数を押し上げた形だ。
 このうち、リフォーム関連では、摘発件数が64件と前年の約3倍、検挙人数も185人でほぼ5倍、被害額は16倍以上の約223億円となった。高齢者を狙った悪質な手口のものが多かったという。
 また、特定商取引などを含む生活経済事件全体では、摘発が9117件(同20.6%増)、検挙は1万2562人(同14.8%増)。いずれも統計を取り始めた90年以降では最多だった。事件別で最も増えたのが、不法投棄や鳥獣保護関係などの環境事件。摘発が4735件(同28.9%増)、検挙は6458人(同22%増)となり、過去最多を記録した。
 一方、ヤミ金事件は、339件(同21.5%減)、706人(同23.2%減)、被害額は約238億円(同31.7%減)となり、被害額を除いて2年連続で減った。しかし、暴力団が関与した事件が全体の約25%を占めており、警察庁は取り締まりの強化に当たっている。【河嶋浩司】
(毎日新聞) - 2月9日11時14分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060209-00000027-mai-soci