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2006年02月03日(金) 06時16分

刑法犯の減少率戦後最高 高齢者の摘発は急増共同通信

 昨年1年間に全国の警察が認知した刑法犯は、前年より約29万3000件少ない226万9293件で、減少率が記録の残っている1946年以降最も高い11・5%だったことが2日、警察庁のまとめで分かった。
 認知件数の減少は3年連続。摘発件数は64万9503件で、検挙率は28・6%と前年より2・5ポイント改善した。
 その陰で、65歳以上の高齢者の摘発は前年比14・8%増の4万2099人に上り、1990年以降で最多を記録。高齢者の犯罪者率も人口10万人当たり164.9人と跳ね上がり、高齢化社会の進展が犯罪統計にも表れた。少年の摘発は同8・3%減の12万3715人だった。
 認知件数の大幅減について警察庁は「行政との連携や地域社会の取り組みが相まった結果。しかし、120万件程度だった昭和40年代に比べてまだ高い。“体感治安”も厳しく、国民の不安をぬぐいきれる状態ではない」としている。
(共同通信) - 2月3日6時16分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060203-00000012-kyodo-soci