悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録
2006年01月30日(月) 15時39分

「寝たら火」ゲーム…金沢の殺人未遂、逮捕の高2供述読売新聞

 金沢市の高校2年男子生徒2人(いずれも17歳)が、一緒に生活するとび職少年(17)に火をつけて大やけどを負わせたとして逮捕された事件で、男子生徒2人が石川県警金沢西署の調べに「3人で先に寝た人に火をつけるゲームをしていて、(被害少年が先に)疲れて寝たため、火をつけた」と供述していることが30日、分かった。

 同署でさらに詳しい経緯を追及している。

 調べなどによると、殺人未遂の疑いで逮捕された2人は、金沢市の県立高校と私立高校に在籍。とび職少年と3人で、金沢市内の一軒家で暮らし、事件があった時は、眠気をどこまでがまんできるかのゲームを続けていた。

 27日午前1時ごろ、少年が途中で先に寝てしまった。ゲームでは「先に寝た人に火をつける」と取り決めていたため、灯油をかけたうえで、ライターで火をつけたという。

 少年は顔や胸などに1か月のやけどを負い、仕事仲間が病院に連れて行ったとき、少年は当初「自分のせいでやけどした」と話していた。

 3人が住む一軒家は昨年秋ごろ、知り合いの男性会社員(29)が借り、3人が居着くようになったという。

 県立高校の教諭によると、生徒は1年生のころ、クラスや部活動の運動部で中心的存在だったが、2年生の夏休み以降、学校にほとんど来なくなった。「アルバイトで忙しい」などと話していたという。

 私立高校の校長らによると、生徒は1年生のころは遅刻も欠席もほとんどなく、クラスのムードメーカーだったが、2年生の4月以降、一度も登校せず、「(もう一人の生徒が通っている)県立高校に転学したい」と話していたという。

 3人の住む借家は、市中心部から約4キロの住宅街にあり、近くに住む男性(65)は「半年ほど前から若者が出入りするようになり、夜には近くの駐車場や路上でジュースやカップめんを食べ散らかし、注意したこともあった」と話している。
(読売新聞) - 1月30日15時39分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060130-00000407-yom-soci