2006年01月27日(金) 17時40分
悪質リフォーム：２被告、起訴事実認める−−地裁初公判 ／長崎（毎日新聞）
悪質リフォーム事件を巡り詐欺罪などに問われたリフォーム会社「大成化学工業」（本社・福岡県）課長、古賀晋輔（３４）＝福岡市南区警弥郷▽同社関係会社の従業員、高橋賢治（３３）＝諫早市城見町＝の両被告の初公判が２６日、長崎地裁（林秀文裁判官）であった。２被告は起訴事実を認め、即日結審。検察側は古賀被告に懲役３年６月、高橋被告に同２年を求刑した。判決は２月１４日。
起訴状によると、古賀被告は０４年５月〜０５年８月に４回、長崎市内の当時７６歳の男性宅を訪問し「床下の根太がずれている」などとうそをいって、耐震金具などを取り付ける契約を結び、計約１７７万円をだまし取るなどした。また、高橋被告は古賀被告と共謀し、０４年５月下旬に２回、諫早市内の当時８０歳の女性宅を訪問し、同様の手口で計約１３０万円をだまし取った。
検察側は「高齢者の恐怖心をあおって言葉巧みに契約を結んでいる。執ようかつ悪質」などと指摘した。
１月２７日朝刊
（毎日新聞） - 1月27日17時40分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060127-00000162-mailo-l42