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2006年01月25日(水) 14時41分

「呪文唱えると居着いた」謎の集団生活、男性が認める読売新聞

 東京都の多摩地区に居住する男性(57)が、若い女性と結婚・離婚を繰り返しながら不自然な集団生活をしている問題で、男性は25日、集団生活の場となっている民家で報道陣の取材に応じ、「12人で生活している。男は私だけだ」などと話し、女性らとの同居の事実を認めた。

 男性は占いをしていたといい、「占いの女性客たちに呪文(じゅもん)を唱えると、女性たちが居着くようになった」などと、集団生活を始めた経緯を説明した。

 男性によると、この民家では現在、20歳代などの女性10人と女児1人とともに暮らしているという。2000年4月から民家で占いを始めたといい、男性は「そのころから女性客などに、夢で見た『もてる呪文』を唱えると、女性たちが自宅に居着くようになった」と話した。

 女性たちは、日中はコンビニやデパートで働いているといい、男性は「日本では認められていないが、一夫多妻制みたいなもの。自分はパニック障害や狭心症を患っているので、働いていない。女性には『いつ出ていってもいいんだよ』と話している」と、集団生活に問題はないと強調した。

 また、集団生活している女性の一人も「(男性は)優しい人です。(すでに)離婚しているが、気持ちの中では結婚が続いています。みんな仲良く家族として暮らしている」と話した。

 この民家は3階建てで、男性はこの日、1階居間で報道陣の取材に応じた。ソファに座る男性の脇には、女性2人が付き添った。
(読売新聞) - 1月25日14時41分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060125-00000206-yom-soci