2006年01月25日(水) 16時20分
オウム最高幹部らに有罪 無許可で信者を企業派遣（共同通信）
オウム真理教（アーレフに改称）が無許可で企業に信者を派遣した事件で、職業安定法違反の罪に問われた最高幹部杉浦茂被告（４７）と信者上田竜也被告（４１）に東京地裁は２５日、いずれも懲役１年、執行猶予４年（求刑いずれも懲役１年）の判決を言い渡した。
判決理由で渡辺康裁判長は「配下信者に長時間の労働をさせ、支配関係を利用して賃金全額を教団側が受領するなど、労働者保護に反しており違法性は高い」と指摘。
その上で「最高責任者として犯行を指示、了承した杉浦被告はまさに主犯格で、経理部門の責任者だった上田被告も関与の程度が大きく、２人の責任は重い」と述べた。
（共同通信） - 1月25日16時20分更新
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