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2006年01月24日(火) 23時07分

オープンソースのDTPソフト「Scribus 1.3.2」がリリース --Windows版も登場MYCOM PC WEB

The Scribus Teamは23日(英国時間)、オープンソースのDTPソフト「Scribus」の最新開発版「Scribus 1.3.2」をリリースした。同チームのWebサイトでは、Linuxなど各種プラットフォームでビルド可能なソースコードのほか、FreeBSD 6.0(i386、AMD64) とMac OS X、Windows 2000 SP4/XPに対応するバイナリが公開されている。

今回のバージョンでは初めてWindowsをサポート、動作可能なプラットフォームが増加した。Windows版では、ハードウェアには256MB以上のメモリとPentium III 750MHz以上を、Windows XP利用時のデスクトップテーマにはWindows Classicの選択が推奨されている。

全プラットフォーム共通の機能としては、EXIFへの対応やTIFF/PSDのサポート強化、290を超える不具合の改善などが挙げられる。なお、Unicodeを採用するQtの仕様上、内部的には国際化対応は完了しているため日本語を扱うことは可能なものの、今回のリリースには各種メッセージなど日本語の言語リソースは含まれていない。

Scribusは、GUIツールキットにQtを採用した、マルチプラットフォーム対応のDTPソフト。ライセンスはGPLに準拠、オープンソースソフトウェアとして自由に利用できる。基本的なページレイアウト機能のほか、PDFとPostScriptに対応した出力機能、CMYKのサポート、EPSやPDFのインポート機能など、組版作業に必要な一通りの機能を備えていることから、海外では商業利用も開始されている。

(海上忍)

The Scribus Team
http://www.scribus.org.uk/

(MYCOM PC WEB) - 1月24日23時7分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060125-00000092-myc-sci