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2006年01月17日(火) 19時30分

監査法人トーマツ、顧客データ入りパソコン盗まれる読売新聞

 監査法人のトーマツ(本部・東京)は17日、栃木銀行と、りそなホールディングス傘下の近畿大阪銀行から預かった約5万5000件の顧客情報を記録したパソコンが盗まれたと発表した。

 パソコンに記録されていた情報は、個人と法人の顧客名や借入残高などで、監査に使うため、栃木銀行から3万2000件分、近畿大阪銀行から約2万3000件分を預かっていた。昨年12月16日午後8時ごろ、トーマツの公認会計士が帰宅途中、東京都内の路上でパソコンが入ったカバンを置き引きされたという。

 パソコンの起動には、複数のIDとパスワードを入力する必要があり、トーマツは「パソコンから顧客情報が取り出され、外部に流出する可能性は極めて低い」と説明している。

 トーマツでは、昨年5月にも、商社から預かった約4000件の顧客情報を記録したパソコンを社外で紛失している。
(読売新聞) - 1月17日19時30分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060117-00000513-yom-soci