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2006年01月14日(土) 13時14分

大雪で家屋修繕、悪質業者にご注意 揖斐署、チラシ配布しPR中日新聞

 【岐阜県】昨年12月からの大雪で、揖斐川町を中心に家屋の損壊が深刻になり、近隣の業者には修繕依頼が殺到している。この状況に付け込む形で、悪質業者が暗躍する可能性も指摘されており、揖斐署は今月から注意を促すチラシを配布している。(小野谷 公宏)

 JAいび川共済課によると、自然災害でも保険の補償対象になる「建物更生共済」で、雪害による支払い調査を始めた件数は町内だけで502件(11日現在)。屋根のひさしの折れる被害が大部分で、雨どいの損壊も多いという。家屋の正確な被害件数は把握されていないが、揖斐川町では「実数は当然もっと増えるだろう」と見ている。

 このため近隣の業者には修理の依頼が集中。「春先まで修繕を待ってほしい」と頼まれている人もいるほどだ。揖斐署では「順番待ちにしびれを切らした人たちに狙いを定め、悪質業者が出入りする危険性がある」として注意を呼び掛けている。

 県内では今のところ被害の届け出はないが、同署は揖斐川地区の全戸約5600戸にチラシを配布。谷汲、春日、久瀬、藤橋、坂内地区に加え、大野町と池田町でも回覧している。

 チラシでは「家屋被害に乗じて、うその説明をし高額な工事契約を迫る」と、悪質業者の手口を紹介。「契約する前に家族や複数の関連業者に相談しましょう」と訴えている。

 同署では、「雪が一段落して、復旧作業が本格化すると被害が出る可能性が高い」と話している。
(中日新聞) - 1月14日13時14分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060114-00000008-cnc-l21