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2006年01月13日(金) 08時31分

<児童情報流出>男性教諭のパソコン、ウイルス感染 札幌市毎日新聞

 札幌市教委は12日、市立小学校の男性教諭(26)の私物パソコンから、担任児童36人の成績に関する個人情報が流出したと発表した。ファイル交換ソフト「ウィニー」のウイルス感染が原因とみられる。児童と保護者に事情を説明し、謝罪した。
 同教委によると、この教諭は昨年3月ごろ、自宅で私物パソコンを使って仕事中、ウイルスに感染し、04年度後期の通知表の所見と、総合的学習の時間での児童の活動に対するコメントが流出した。今月6日、インターネット上に児童36人分の情報が出ていると文部科学省から連絡があり、情報流出が分かった。教諭は現在もこの児童を受け持っている。
 同教委では、私物パソコンを用いて自宅で仕事をすることを禁じていない。同市立の小中学校では車上荒しによるパソコンやフロッピーディスクなどの盗難が今年度だけで6回もあり、児童生徒の情報も盗まれている。加賀谷淳一・同教委教職員課長は「公費で買って学校に備え付けるパソコンが教諭全員に行き渡っておらず、私物パソコンを使って自宅で仕事をせざるを得ない状況にある」と説明する。同教委は今後、情報保護対策を強化するが、自宅で仕事をすることは制限できず、ウイルス対策ソフトのインストール義務化などで対応することになるという。【去石信一】
(毎日新聞) - 1月13日8時31分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060113-00000021-mai-soci