2005年12月11日(日) 02時29分
山形の温風器ＣＯ中毒事故 松下関係会社を捜索 修理不十分の疑い（産経新聞）
松下電器産業の石油温風機を使った山形市内の男性（８２）が一酸化炭素（ＣＯ）中毒で重体となっている事故で、山形署は十日、業務上過失傷害の疑いで温風機を修理した関係会社の山形ナショナル電機（山形市）を家宅捜索した。
調べによると、温風機内部のゴム製ホースが老朽化で亀裂が生じる恐れがあり、山形ナショナル電機の社員が修理のため十月八日に男性宅を訪問。ホースをゴム製から銅製に交換した。
十二月二日、男性が自宅で一酸化炭素中毒で重体となり、交換したホースが外れていたことが分かった。
山形署は、修理した際、本体とホースの接続が不十分だった疑いがあるとみている。
松下電器によると、石油温風機を修理後にホースが外れる事故は山形市のほかにも全国で十三件起きている。
（産経新聞） - 12月11日2時29分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051211-00000016-san-soci