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2005年12月07日(水) 16時10分

松下製温風機事故:山形ナショナル電機、県に状況を報告 再点検など対策も /山形毎日新聞

 修理済み石油温風機の不具合で男性1人が重体に陥ったという、大手電器メーカーによる衝撃的な発表から一夜明けた6日、松下電器産業の関係会社「山形ナショナル電機」(山形市平清水、清野伸昭社長)は、県に事故状況を報告すると共に再点検の実施など今後の対策を説明した。県も、各自治体に再点検実施の広報を文書で求めるなどの対応に追われた。また、県警は、業務上過失傷害の容疑で修理作業をした同社男性社員(50)などの事情聴取を続けている。【大久保渉、山根真紀】
 ◇男性社員「マニュアル通り確認」
 山形ナショナル電機によると、修理は同社の男性社員が、男性宅で1人で行った。作業は単純な内容で、男性社員はホースと本体の取りつけ状態について「(本社のマニュアル通り)ホースを引っ張ってとれないか確認した」と話しているという。男性社員は同じ部品交換の作業をしたことがあり、製品修理の経験も豊富だった。
 同社は6日、県内に約200店ある松下電器産業製品の販売店に対し、山形市や米沢市など5カ所で、顧客を訪問して対象商品の修理状況を再確認するよう依頼した。また、清野社長が県庁で斎藤弘知事に面会し事故状況を報告。修理済み製品の所有者に電話で異常の有無を確認▽点検した製品に不完全燃焼の警報装置を設置▽灯油販売店で再点検を呼び掛けるチラシを配布——など今後の対策を説明した。
 一方、県危機管理室は同日、各消防長、市町村長、県消費生活センターなどに対し、再点検の実施を広報するよう文書で求めた。
 ◇発覚時の経緯、明らかに−−山形署、県警
 一方、山形署と県警捜査1課は、10月に修理作業をした男性社員など関係者の事情聴取を続けると共に、事故発覚時の経緯を明らかにした。
 同署などによると、被害者の男性(82)は昨年妻を亡くし、1人暮らしをしていた。このため、山形市内の家族が、ほぼ毎日、家事の手伝いをしに来ていたという。
 2日午前9時ごろ、いつものように男性方を訪れた家族は、1階の寝室でふとんをかぶったままぐったりとしている男性を発見し、119通報した。男性は、すぐに救急車で病院に運ばれた。
 搬送先の病院で、家族は医師から「一酸化炭素中毒とみられる」と知らされた。男性が10月に石油温風機の無償修理を受けていたことを知っていたため、昼過ぎに同社へ連絡。翌3日午前、同社社員が男性方を訪れ、家族の立ち会いのもとで、点検作業をした。社員は温風機内を調べ、10月に交換したホースが外れていることに気付き、山形署に通報したという。同署などは、同日午後から実況見分を始めた。

12月7日朝刊
(毎日新聞) - 12月7日16時10分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051207-00000094-mailo-l06