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2005年11月26日(土) 19時54分

アスベスト、リフォーム関連が増加 京都府の上半期消費生活相談京都新聞

 京都府消費生活科学センター(京都市南区)はこのほど、本年度上半期(4−9月)の相談件数まとめを発表した。増加傾向だった携帯電話の有料サイト料金の架空請求に関する相談が半減したことから、件数は6005件と昨年同期比で約2割減となった。だが一方で、アスベスト(石綿)や住宅リフォームに関する相談が増加しており、同センターは府民らに注意を呼びかけている。
 相談内容では、携帯電話利用料などの通信サービスが1984件と最も多かった。これに、「ヤミ金」などの金融サービス819件、商品一般も437件が続いた。
 携帯電話やパソコンの有料サイトの架空請求についての相談は1842件で、昨年同期比から約6割も減少した。同センターは「手口が認知され、対策が進んだ」とみている。
 その半面、法律関係の事務所を名乗る業者から「民法指定消費料金」などと、商品を特定しないあいまいな債務を求めらるケースが現れ、昨年同期ゼロ件から397件に増えた。
 また、アスベスト問題の広がりを受けて、どんな家庭用品にアスベストが含まれているかという相談も昨年同期のゼロ件から60件へと急増。同様に住宅リフォームに関する相談も、47件と1・3倍に増加した。
 同センターは「件数は減ったが、金額、手口とも悪質化している。慎重に契約し、断り上手になってほしい」としている。
(京都新聞) - 11月26日19時54分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051126-00000038-kyt-l26