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2005年11月19日(土) 23時22分

4757人分の顧客情報が流出 ワコール、不正使用の可能性も京都新聞

 ワコール(京都市南区)は19日、インターネットショッピングサイト「ワコールオンラインショップ」で、4757人分の顧客情報が流出したと発表した。うち1899人分はカード番号や有効期限などのクレジットカード情報が含まれており、「不正使用された可能性がある」という。
 流出したのは、今年7月14日から11月9日に洋服や下着などを購入した2万4322人中の4757人のデータ。カード情報のほか、一部は住所や電話番号も含まれていた。
 今月7日、顧客から「利用していないオンラインゲームにカードが不正に使われていた」と問い合わせがあり、データ管理会社と調査した結果、10月から11月にかけての計4日間、コンピューターに外部からの不正アクセスがあったことが判明した。
 ワコールによると、情報が流出した顧客のクレジットカードで、18日までに10件の不正使用が確認された。すべて同一のオンラインゲームで使用されていたが、クレジット会社が「不正使用の可能性がある」と判断し、利用料の引き落としはされなかったという。
 同社は17日からサイトの運用を停止。18日に京都府警に被害を報告しており、21日にも被害届けを出す。
 ワコールは、オンラインショップ登録会員約20万人に経緯を説明する電子メールを送るとともに、データが流出した顧客には個別に電話などで連絡している。
 不正アクセスの原因が判明するまでオンラインショップは再開せず、「お客様の被害が分かれば、内容に応じて誠意を持って対応したい」(広報部)としている。
 問い合わせはフリーダイヤル(0120)114056、または(0120)113056。
(京都新聞) - 11月19日23時22分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051119-00000071-kyt-l26