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2005年11月17日(木) 06時09分

住宅リフォーム訴訟で判決 認知症男性が代金返還求め共同通信

 「工事をしなければ家が駄目になる」と虚偽の説明をしてリフォーム工事契約を結ばせたとして、札幌市豊平区の認知症の男性(80)が業者に工事代金の返還など計約690万円の支払いを求めた訴訟の判決が17日、札幌地裁(橋本修裁判官)で言い渡される。
 業者は請求棄却を求める一方、男性に未払いの工事代金360万円を支払うよう求め提訴している。
 男性宅には1年間に計6業者が出入りし、工事代金として計約1200万円を支払っていた。
 訴えによると、男性は70代の認知症の妻と2人暮らし。業者は昨年7月、工事をしなければ家が駄目になってしまうと信じ込ませ、床下を乾燥させるとして大量の調湿剤をまき、「灯油タンクの配管が切れている」とだましてタンクの入れ替え工事をした。男性は計約500万円を支払った。業者は当時「北海道下水保安協会」と名乗っており、原告側は公的機関と誤解させるとしている。
(共同通信) - 11月17日6時9分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051117-00000018-kyodo-soci