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2005年11月17日(木) 13時52分

リフォームで支払い命令 認知症男性の訴え認める共同通信

 「工事をしなければ家が駄目になる」と虚偽の説明をしてリフォーム工事契約を結ばせたとして、札幌市豊平区の認知症の男性(80)が業者に工事代金の返還と慰謝料など計約690万円の支払いを求めた訴訟の判決で札幌地裁(橋本修裁判官)は17日、約600万円の支払いを命じた。
 判決理由で橋本裁判官は「判断能力が減退した男性に誤信させて、必要もない高額な工事を締結させた」と述べた。
 訴えによると、男性は70代の認知症の妻と2人暮らし。業者は昨年7月、工事をしなければ家が駄目になってしまうと信じ込ませ、床下を乾燥させるとして大量の調湿剤をまき、「灯油タンクの配管が切れている」とだましてタンクの入れ替え工事をした。男性は、この業者に計約500万円を支払った。業者は当時「北海道下水保安協会」と名乗っており、原告側は公的機関と誤解させるとしている。
(共同通信) - 11月17日13時52分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051117-00000129-kyodo-soci