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2005年11月15日(火) 03時07分

電話占い、4700万円脱税…ブームで稼ぎは4億円読売新聞

 インターネットのホームページ(HP)などで勧誘して電話で占いを受け付けた収益をごまかし、所得税約4700万円を脱税したとして、大阪国税局は14日までに、大阪府高石市の電話占い業・中村嘉宏経営者(44)を所得税法違反容疑で大阪地検に告発した。

 占いブームのなか、電話占いは「顔を合わせないので、気楽に相談できる」などと紹介されて利用者が増え、2年半で約4億円を売り上げたという。追徴税額は、重加算税を含め約6400万円とみられ、中村経営者は修正申告に応じているという。

 関係者によると、中村経営者は、2002年から04年までの間、電話占いに伴う個人所得が約1億7000万円あったにもかかわらず、2年間は申告せず、04年分は約2600万円と過少申告していたという。

 中村経営者は、占いを担当する50〜60人の「鑑定士」らを確保し、「マジェスティック」などのタイトルでHPを開設。依頼者に鑑定士らが電話をかけて、相談に乗るなどしていた。

 中村経営者は、隠した所得で自宅を購入するなどしており、「家族に良い暮らしをさせたかった」などと話している。
(読売新聞) - 11月15日3時7分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051115-00000501-yom-soci