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2005年11月09日(水) 00時00分

携帯事業3社認可へ…12年ぶり新規参入、競争激化ZAKZAK

 総務省が、ソフトバンクと非対称デジタル加入者線(ADSL)大手のイー・アクセス、通信ベンチャーのアイピーモバイル(東京)3社の携帯電話事業への新規参入を認める方針を固めたことが8日、分かった。

 同省は9日、電波監理審議会(総務相の諮問機関)に3社の参入が適当かどうかを諮問し、反対がなければ同日にも参入を妥当とする答申が出される見込み。早ければ2006年中にもサービスが開始、1994年以来12年ぶりの携帯事業への新規参入となる。

 全国で使える1.7ギガヘルツの周波数帯はソフトバンクとイー・アクセスに、高速データ通信向けの2.0ギガヘルツ帯はアイピーモバイルに割り当てる。

 ソフトバンクはブロードバンド(高速大容量)通信と携帯を融合させたサービスを展開し、音声・映像コンテンツ(情報の内容)を充実する計画。イー・アクセスは通信回線を他社に貸す「卸売り」事業も展開、アイピーモバイルは車や家電などに組み込める携帯端末も開発したい考え。

 携帯電話市場は現在、NTTドコモ、KDDI(au)、ボーダフォンの寡占状態だが、契約する会社を変えても従来の番号を使える「番号ポータビリティー制度」の導入を来年秋に控えて、顧客獲得競争は激しさを増している。新規参入で、さらに価格・サービス両面の競争が厳しくなることは必至だ。

ZAKZAK 2005/11/09

http://www.zakzak.co.jp/top/2005_11/t2005110913.html