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2005年11月06日(日) 12時20分

悪質リフォーム半数「身近で聞いた」 京都府がアンケート京都新聞

 京都府はこのほど、悪質住宅リフォームに関するアンケート調査結果をまとめた。家族や近所など身近なところで悪質住宅リフォームの勧誘について話を聞いたことがある人は約半数で、勧誘を受けた人のうち被害に遭ったと回答したのは3割もあった。
 府が食品表示や悪質商法などの情報提供を依頼している「くらしの安心推進員」100人を対象に、今年8月に調査を実施した。93人から回答を得た。
 悪質リフォームの勧誘を受けた経験では、半数余りの48人が「身近なところで勧誘の話を聞いた」と回答した。勧誘を受けた人の内訳は推進員本人が29人、隣人が10人、家族が5人。「聞いたことがない」は45人だった。勧誘の対応は「断った」が約7割で、「被害にあった」は約3割あった。
 訪問時の業者の最初の説明は「屋根などを無料点検する」が半数。
 勧誘方法は「優しくてとても親切」が35%、「このままでは危険と不安をあおられた」は31%だった。業者が「無料」「親切」を強調し、契約に持ち込もうとする傾向がうかがえる。
 府商工部は「アンケートで寄せられた意見では『被害事例を伝えることが大切』『相談窓口が分からない』といった意見も多かった。今後、リーフレットやシールなどを作り、福祉団体とも連携して高齢者への啓発を強化したい」としている。
(京都新聞) - 11月6日12時20分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051106-00000006-kyt-l26