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2005年11月02日(水) 00時00分

UFJ銀 盗撮52カ所か 東京新聞

 UFJ銀行の現金自動預払機(ATM)で隠しカメラが見つかった事件で、同行は一日、隠しカメラで盗撮された可能性のある店舗が東京、神奈川、千葉、埼玉の一都三県で計五十二カ所に上ると発表した。いずれも無人出張所で、盗撮されたとみられる時間帯にATMを利用した顧客は約五千九百人と判明。ただ、これまでに預金が引き出されるなどの被害は確認されていないという。

 同行は全国約二千百店舗のATM計約六千台を対象に調査を実施。不審な取引の履歴と併せ、特定のATMの前で同一人物が長時間動かないでいるなど防犯ビデオの映像を分析し、盗撮された疑いのある店舗と時間帯を割り出した。その結果、東京三十六カ所、埼玉九カ所、神奈川四カ所、千葉三カ所の計五十二出張所で、計百二十二回にわたり盗み撮りされたとみられることが判明した。このうち東京都港、世田谷両区内の二カ所では実際に隠しカメラが見つかった。

 隠しカメラが設置されたとみられる時期は、埼玉県内の二出張所で確認された八月二十九日をはじめ、品川区内の出張所で盗撮映像の受信機を持っていた無職石渡一成容疑者(37)=建造物侵入容疑で再逮捕=が警視庁に摘発された十月十三日までの約一カ月半に及んだ。千代田区の神田駅南口出張所では計十三回にわたり盗撮が繰り返された疑いがあるという。

 同行は盗撮された疑いがある出張所をインターネットのホームページ=http://www.ufjbank.co.jp/=で公表。被害に遭った可能性がある顧客に連絡し、暗証番号変更などの注意を呼び掛けている。問い合わせは、同行コールセンター=0120(835)024=へ。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20051102/mng_____sya_____007.shtml