2005年10月01日(土) 09時57分
ネット統治問題、決着せず 情報社会サミット準備会合(共同通信)
【ジュネーブ1日共同】11月にチュニジアのチュニスで開かれる国連の「世界情報社会サミット」第3回準備会合は9月30日、インターネットを誰がどのように管理すべきかという「インターネット統治」問題をめぐる各国の対立を残したまま閉幕した。
出席者によると、準備会合では基本的に現状維持を主張する日本や米国などと、ネット管理に政府や国際機関の関与を求める欧州連合(EU)や中国、イランなどとの溝が埋まらず、サミット本番でも合意できない可能性が出てきた。
インターネットは米国で生まれ、民間主導で発展してきた。基幹インフラやアドレスの割り当てなどに関しては米政府の影響力が強い。
(共同通信) - 10月1日9時57分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051001-00000052-kyodo-int