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2005年09月29日(木) 20時48分

<セブンイレブン>ペットボトル飲料値下げは拡大しない方針毎日新聞

 セブン—イレブン・ジャパンは29日、一部のペットボトル飲料に導入した値下げを、他の商品に拡大しない方針を明らかにした。飲料メーカー側の反発が強かったことや、今回の値下げが、セブン全体の売り上げアップにつながらなかったことが原因。ただ、セブンはメーカーからの仕入れ価格を、同じ持ち株会社のセブン&アイ・ホールディングスの傘下にあるイトーヨーカ堂並みに引き下げる方針を変えておらず、厳しい交渉は続きそうだ。
 セブンは今月3日からコカ・コーラのほか三ツ矢サイダー、伊藤園お〜いお茶緑茶など7種類を、22円値下げした125円で全国の1万1000店で販売している。値下げ以降、対象のペットボトル飲料(500ミリリットル)は以前より1.5〜2倍の売れ行きになったが、「全体の売り上げは、それほど上がらなかった」(同社幹部)という。セブンは100円ショップなどが近くにある店舗で値下げの実験を行って「集客増の効果があった」と判断したが、全国一斉の値下げでは大きな効果はなかった。あるセブンの幹部は「価格で勝負するのはコンビニ向きではない」と話し、今後は売上高の約6割を占めるオリジナル商品などを強化していく方針だ。
 セブンはすでに実施した7品目の値下げの原資について、飲料各社に対し負担の分担を求めているが、大半のメーカーは負担に反対している。セブンに対する納入価格を下げれば、ほかのコンビニからも同様の値下げを求められかねないためで、セブンと飲料メーカーの対立は続いている。【清水憲司、小原綾子】
(毎日新聞) - 9月29日20時48分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050929-00000107-mai-bus_all