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2005年09月29日(木) 17時50分

悪質リフォーム:詐欺罪の2被告、起訴事実認める−−地裁初公判 /宮崎毎日新聞

 住宅リフォーム代金として高齢者から現金をだまし取ったとして詐欺罪に問われた宮崎市のリフォーム会社「リネアス」の元契約社員、尚誠一郎(27)=滋賀県長浜市▽契約社員、沢山純(29)=宮崎市松山1——両被告の初公判が28日、宮崎地裁(浦島高広裁判官)であり、両被告は起訴事実を認めた。
 起訴状によると、2人は共謀し、今年4月22日、宮崎市の男性(当時88歳)方で、実際には工事をしていないのに「床下に換気扇2台と調湿マット8台を設置しておきました」などと話し、代金として現金19万9500円をだまし取った。
 冒頭陳述などで検察側は「2人は04年10月から、男性方で不必要な工事を繰り返していた」と指摘。起訴事実については、金に困った尚被告が沢山被告に持ちかけ「即日、男性を銀行に連れて行き、預金を下ろさせて代金を支払わせた」などと述べた。
 「リネアス」は03年10月から、男性と40回以上、計約560万円に上る契約を結んでおり、検察側は男性の「今までためてきた金を使い果たし、普通の生活を送るのも困難になった」とする供述調書を読み上げた。
 更に、「リネアス」の社員として、尚被告は131件、沢山被告も104件の契約を取り、客の平均年齢がともに70代であると指摘。高齢者を狙ったリフォーム契約の実態を明らかにした。【佐藤恵二】

9月29日朝刊
(毎日新聞) - 9月29日17時50分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050929-00000257-mailo-l45