2005年09月27日(火) 16時25分

特定商取引法違反：老人宅狙い不正リフォーム、容疑の男２人逮捕　／千葉（毎日新聞）

　県警生活経済課と鎌ケ谷署は２６日、不正な契約書面を交わして乾燥剤を床下にまいたとして、鎌ケ谷市鎌ケ谷、自営業、浜田康晴（３２）と市川市塩焼、無職、青木高広（２５）の両容疑者を特定商取引法違反（不備書面交付）容疑で逮捕した。いずれも「新築以外の老人のいる家を狙った」と容疑を認めている。
　調べでは、青木容疑者は４月２１日、鎌ケ谷市内の女性（７４）方で、「下水の調子を見る」と言って床下を点検。「虫がすごい。この虫と湿気では、２〜３年で柱が腐る」と伝え、約３００リットルの乾燥剤をまき代金約３０万円を受け取った。この際、両容疑者は契約書面に業者名などの必要事項を記載しなかった疑い。
　今年１月から同様の工事計５２件で約１４００万円の売り上げがあり、このうちに余罪がないか調べている。【山本太一】

９月２７日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050927-00000053-mailo-l12