2005年09月21日(水) 17時26分
リフォーム詐欺：４被告に有罪判決−−地裁周南支部 ／山口（毎日新聞）
山口地裁周南支部（井田宏裁判長）は２０日、うそをついて住宅の床下工事を迫り工事費用をだまし取ったなどとして特定商取引法違反（不実の告知）罪や詐欺罪などに問われた住宅リフォーム会社「西日本基礎」グループ社員の４被告に、最高で２年６月、執行猶予４年の判決を言い渡した。井田裁判長は「巧妙な手口による組織的犯行で悪質だが、反省の態度を示している」と理由を述べた。
判決などによると、同社員の柳喜博被告（４８）に懲役２年６月、執行猶予４年▽湯谷孝則被告（４２）に懲役２年、執行猶予３年▽宮本洋典被告（３７）と山本善達被告（２９）に懲役１年６月、執行猶予３年。４人は０４年７月〜今年２月までの間、県内４件の住宅を訪問し「床下の湿気が大変。家がだめになる」などとうそを言い、工事代金をだまし取ろうとした。そのうち１件は実際に１４７万円を受け取ったが、被害弁償が済んでいるという。
９月２１日朝刊
（毎日新聞） - 9月21日17時26分更新
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