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2005年09月17日(土) 02時52分

東京国税局パソコン盗難 47万人データ入りか産経新聞

 東京・大手町の東京国税局から、ノートパソコン二台がなくなっていることが十六日、分かった。うち一台には約四十七万人の納税者の名前や住所など個人データが入っている可能性があり、東京国税局は被害届を提出。警視庁丸の内署は、窃盗容疑で捜査を始めた。
 東京国税局によると、パソコンは滞納などの処理を担当する徴収部と、法人への課税を担当する課税二部で使用されていた。徴収部では九月初めに紛失しているのが発覚。課税二部では三月末、担当課が紛失を確認していたが放置していた。
 徴収部のパソコンには、平成十五年分の確定申告で一千万円以上収入があった納税者約四十七万人分の氏名、住所、電話番号、生年月日、口座番号、納税額などのデータが入力されていた可能性がある。データは「振替納税」を奨励するための資料として使用しており、八月二日ごろまでこのパソコンで作業をしていた。終了後にデータは消去することになっているが、消去されたかは確認できないという。パソコンのあった作業室は施錠されていた。
 一方、課税二部のパソコンには個人データは入っていないという。
 パソコンはパスワードなどを入力しないと起動せず、個人データも暗号化されており、データが流出する可能性は低いとしている。
 東京国税局の藤田利彦総務部長の話「パソコンが所在不明になったことは、税務行政に対する国民の信頼を損なうもので、誠に申し訳なくおわびします」
(産経新聞) - 9月17日2時52分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050917-00000019-san-soci