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2005年08月25日(木) 20時51分

自殺サイト連続殺人、前上容疑者を起訴…大阪地検読売新聞

 インターネットの自殺サイトを利用した連続殺人事件で、大阪地検は25日、無職前上博容疑者(37)を無職の女性(当時25歳)に対する殺人、死体遺棄の罪で起訴した。

 前上容疑者は「殺すことで究極の快感を得たかった」と、犯行の動機が「快楽殺人」にあったことを明かしており、大阪府警の河内長野署捜査本部は近く、中学3年の男子生徒(14)殺害容疑で再逮捕、男女3人を相次いで殺害するに至った経緯の解明をさらに進める。

 起訴状などによると、前上容疑者は、人が苦しむ表情を見て感じるよりも、さらに強い性的快感を得るため、人を窒息死させようと計画。今年2月19日夜、自殺サイトで知り合った女性をレンタカーで大阪府河内長野市の山中へ連れ出し、車内で手足を縛り、手で口や鼻を何度もふさぐなどして殺害、河原に掘った穴に埋めて遺棄した。

 これまでの府警の調べに対し、前上容疑者は「小学5年生の時から通行人らへの暴行を繰り返し、数年前から人を殺してみたいと思うようになった」と供述。昨年12月、自殺サイトで「(自殺に)失敗しないように手足を縛ることが重要」という練炭自殺に失敗した人物の書き込みを見つけ、「自殺志願者を狙えば緊縛しても怪しまれず、抵抗を受けずに殺せるのではないか」と犯行を思い立った。

 女性殺害時には、抵抗を防ぐためにゴム手袋やシンナーなども使っていたほか、女性が苦悶(くもん)する声を録音し、犯行後、CD—Rなどに保存して何度も聴いていたという。
(読売新聞) - 8月25日20時51分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050825-00000212-yom-soci