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2005年08月18日(木) 16時11分

架空請求詐欺:不審はがきに“脅し文句” 県警、注意を呼び掛け /山形毎日新聞

 ◇重大な登録違反発覚しました−−住其ネット
 あなたの住基ネットに重大な登録違反が発覚しました——。住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)の登録違反と偽り連絡を求めてくる不審なはがきが、県内で相次いで見つかっている。差出人は総務省認可の特殊法人を名乗っているが、そのような法人は存在せず、県警は新手の架空請求詐欺とみて注意を呼びかけている。
 はがきの差出名は「全日本住基ネットサービス 個人情報保護対策課」で、総務省認可の特殊法人を名乗っている。「多重登録や不正利用などで重大な登録違反が見つかった」として連絡を求め、「連絡がない場合は、刑事告訴を含む法的手段をとる」と“脅し文句”を並べている。
 県警によると、不審はがきの相談が寄せられるようになったのは、8月上旬から。連絡先に電話をかけたところ、再登録手数料名目などで数十万円を請求されたケースもあったという。被害はなかったものの、年齢や電話番号などの個人情報を狙われる可能性もあり、県警は「思わぬ被害に遭う恐れもあるので、不審な相手には絶対に連絡をとらないように」と話している。【大久保渉】

8月18日朝刊
(毎日新聞) - 8月18日16時11分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050818-00000004-mailo-l06