悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録
2005年08月13日(土) 00時00分

<茶況>宇治茶の表示基準 県茶業会議所が中央会に要望(12日) 東京新聞

 日本茶業中央会の「緑茶の表示基準」に反して京都府茶業会議所が独自に決めた「宇治茶」の表示基準をめぐり、静岡県茶業会議所は同中央会に「宇治茶」と表示する時の産地の範囲を中央会が定めるよう求めていくことにした。

 緑茶の表示基準では、「静岡茶」「宇治茶」などと産地銘柄を表示する時は、同じ産地のお茶を100%使えば、どの流通業者も表示できることにした。また、産地の範囲は各地域の茶業関係者が話し合って決めることにした。

 全国の各茶産地がこれに従う中、京都側は「宇治茶と表示できるのは京都府業者が府内で仕上げ加工したもの」とし、他府県の業者の使用を制限した。また、産地の範囲は「京都、奈良、滋賀、三重の四府県産茶」としたが、茶業関係者から「産地の範囲が広すぎる」と異論が出た。

 このため、日本茶業中央会は京都側に改善を求めてきたが、改善されていない。

 7月の理事会・総会では基準の順守に沿い、京都府以外の業者も宇治茶と表示できることを確認したが、原料の産地の範囲がはっきりしないため、中央会に宇治茶の産地基準を定めるよう求めることにした。 (松本利幸)

 袋井・森 産地問屋は消費地との情報交換を密にしている。

 掛川・小笠 掛川茶市場では来月20日ごろから秋冬番茶の取引が始まる見通し。

 島田 荷動きは小康状態だが、冷茶の需要は堅調。

 金谷・三川根 茶園ではかん水、防除などの管理作業が続く。

 榛原・相良 産地問屋は冷茶など夏場の販促に懸命。

 藤枝 茶生産者は防除や土壌改善などの管理作業を進めている。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/siz/20050813/lcl_____siz_____005.shtml