2005年08月11日(木) 18時44分
＜法人資料紛失＞職員を停職１カ月の懲戒処分 名古屋国税局（毎日新聞）
名古屋国税局の男性職員（５１）が調査対象の法人２２７社の書類の入ったかばんを紛失した問題で、同局は１１日、同日付で職員を調査部総括主査から異動させるとともに、停職１カ月の懲戒処分にしたと発表した。
同局によると、職員は先月２２日夜、無許可で所管する企業の資料を持ち出し、飲酒後に自宅近くの名鉄東岡崎駅（愛知県岡崎市）前で、タクシーに乗るためにベンチに座っていたところ、眠り込んでしまい、書類の入ったかばんを盗まれた。
盗まれたかばんは発見されていないが、該当する企業に問い合わせなどの不審な電話は入っていないという。同局の岡南啓司総務部長は「国民の信頼を損なう事件で、誠に遺憾。事件を契機に改めて納税者情報の適正管理を徹底していく」とコメントした。【月足寛樹】
（毎日新聞） - 8月11日18時44分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050811-00000080-mai-soci