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2005年08月05日(金) 17時06分

大阪市消費者センター:昨年度の相談、4万件超で過去最高 「架空請求」4割 /大阪毎日新聞

 大阪市消費者センターに昨年度寄せられた消費生活相談の件数が4万件を超え、過去最高だったことが同センターのまとめで分かった。うち約4割が、インターネットのサイト画面をクリックしただけで契約が成立したかのように思わせて料金を請求する「ワンクリック請求」など「架空請求」についての相談だった。この種の請求の急増が、相談件数の増加につながったとみられる。
 昨年度の相談件数は、前年度比1万219件増の4万1229件。うち、架空請求の相談は1万6281件(39・5%)だった。架空請求の相談だけでも前年度から1万1308件も増え、全体の増加件数を上回った。
 利用した覚えがなければ、請求されたサイト料金を支払わなくてもよいことが消費者にも浸透したため、「ワンクリック請求」のように何らかの支払い義務が生じたかのように思わせる手口が増えたとみられる。
 同センターは「クリックしただけで利用契約は成立しておらず、無視してほしい」と呼びかけている。不安な場合でも直接相手に連絡を取ると、電話番号などの個人情報を教えることになるので、「まずセンターに相談を」としている。電話相談(06・6614・0999)は午前10時〜午後5時。【高橋慶浩】

8月5日朝刊
(毎日新聞) - 8月5日17時6分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050805-00000188-mailo-l27