2005年08月05日(金) 17時15分
改正本人確認法違反：口座を譲渡・譲り受け、２容疑者を初摘発−−鳥取署 ／鳥取（毎日新聞）
鳥取署は４日、京都府長岡京市開田４、無職、上村由恵（３０）と住居不定、無職、藤原直一（２９）の２容疑者を改正本人確認法違反（譲り渡し・譲り受け者処罰規定）容疑で逮捕したと発表した。預貯金口座の不正利用を防止するため、昨年末に改正された同法による摘発は県内で初めて。
調べでは、上村容疑者は６月中旬ごろ、京都市内で知人の藤原容疑者に自分名義の銀行口座（預金通帳１通、キャッシュカード１枚）を現金１万円で譲り渡した疑い。藤原容疑者は上村容疑者から譲り受けた疑い。
同口座は６月２１日昼ごろ、何者かが鳥取市内の男性（７７）から現金２４７万円をだまし取った振り込め詐欺事件に使われており、同署は２容疑者と詐欺事件との関連を調べている。【山下貴史】
８月５日朝刊
（毎日新聞） - 8月5日17時15分更新
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