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2005年07月28日(木) 13時10分

楽天の個人情報流出284件に、警視庁が捜査へ読売新聞

 楽天(東京都港区)が運営するインターネットのショッピングサイト「楽天市場」を利用した顧客の個人情報が流出した問題で、楽天は28日、流出した情報は284件に上ることを確認したと発表した。

 楽天から相談を受けた警視庁は、内部関係者が資料を無断で持ち出したか、外部から何者かが同社のサーバーに侵入した疑いもあるとみて、窃盗や不正アクセス禁止法違反などの容疑で捜査を始めた。

 楽天によると、流出した情報は、輸入雑貨販売会社「センターロード」(東京都足立区)が楽天市場に出している店舗「AMC」で買い物をした顧客の個人情報。住所、氏名、電話番号、生年月日、クレジットカード番号、メールアドレス、購入商品などのデータが含まれていたという。

 楽天では今月23日、流出したAMCの顧客情報は123件と発表していたが、その後の調査で、161件増えたことが判明した。流出件数は今後も増える可能性があるという。

 楽天は、これまでにAMCと取引した約9万4000件の利用者に対して、注意するようメールで連絡した。さらに、今回流出したクレジットカードの番号が不正使用されていないか調査を行っているが、今のところ被害は確認されていないという。また、主要なカード会社各社に対しても、利用者のカードを使った不正取引などが発生していないか監視するよう依頼した。

 楽天では、「楽天の内部から流出した可能性は限りなく低いとみているが、このような事態が起きたことをおわびしたい。警察の捜査に全面協力しながら、対応する」と話している。
(読売新聞) - 7月28日13時10分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050728-00000004-yom-soci