2005年07月19日(火) 12時01分
取引履歴開示義務認める＝利息過払いで最高裁初判断−債務者敗訴の2審破棄（時事通信）
債務者が支払い過ぎた利息を消費者金融から取り戻す際、業者が取引履歴の開示を拒否したのは違法かが争われた訴訟の上告審判決で、最高裁第3小法廷（浜田邦夫裁判長）は19日、「貸金業者は、保存している帳簿に基づいて取引履歴を開示すべき義務を負う」との初判断を示した。その上で、「開示に応じる法的義務はない」として、慰謝料請求を退けた2審大阪高裁判決を破棄し、審理を同高裁に差し戻した。
（時事通信） - 7月19日12時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050719-00000035-jij-soci