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2005年07月13日(水) 00時00分

不正アクセス…“引き抜き”人材情報、引き抜かれた?ZAKZAK

 人材紹介会社「東京エグゼクティブ・サーチ」(TESCO、東京都千代田区)で、約4000人分の個人データや8000件以上の企業データが登録されたデータベースサーバーが不正アクセスを受け、データが外部に流出した可能性のあることが12日、分かった。

 同社は、会社の幹部や技術者を引き抜くヘッドハンティングが専門。データベースには転職者や転職希望者の経歴、転職前後の年収などのデータのほか、どの企業がどんなポストの人材を求めているのかといった情報が登録されている。

 同社によると、6月中旬、サーバーの社内情報にアクセスできなくなり、6月13−14日に外部から不正アクセスがあったことが判明。これまでに情報が外部に流出したとの連絡はないが、データがダウンロードされた可能性は否定できないという。

 同社は「不正アクセスを真摯(しんし)に受け止め、再発防止に向けさらに管理強化に努めたい」とホームページに掲載した。

 6月末には人材派遣業大手「アデコ」が不正アクセスを受け、6万人以上の個人情報流出の可能が明らかになったが、厚生労働省職業安定局は「職業紹介業は雇用契約が前提。社員を派遣する人材派遣業とは扱う個人情報の質が違い、より高度な注意が求められている」としている。

 同社は1975年に設立された人材紹介業の草分け的存在。特に外資系企業に強く、約60人の社長を含む多くの人材を紹介してきた。

ZAKZAK 2005/07/13

http://www.zakzak.co.jp/top/2005_07/t2005071331.html