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2005年07月13日(水) 10時22分

事業者狙った消火器詐欺まがい 八幡 詰め替え値段通常の6倍 京都新聞

 京都府八幡市内で、消火器の点検などと称して事業所を訪問し、通常価格の数倍もの値段で消火剤の詰め替え作業を契約させる被害が2件、発生していたことが12日までに分かった。同様の被害は、京都市内で2003年をピークに昨年までの3年間で計150件発生しており、八幡市消防本部は注意を呼びかけている。
 事業所の消火器がクーリングオフ(解約権)の適用除外となるのを逆手に取った悪質商法といわれる。
 被害に遭った八幡市内の事業所では、大手消火器販売業者に似せた社名を使った業者が点検を装って消火器4本を回収した。業者は作業内容を説明せず、女性事務員に住所が大阪市内と書かれた作業確認書類と見せかけた契約書にサインさせたという。
 その後、同事業所は約6万6000円を請求された。同市消防本部によると「通常の6倍」の値段という。事業所が支払いを拒否すると、何度も嫌がらせや脅迫まがいの電話がかかるようになったという。市消防本部は「安易にサインせず、契約内容をよく確かめてほしい」と呼びかけている。
 京都市市民生活センター(中京区)によると、同市内では2002年に23件、03年に83件、04年に44件、事業所から被害相談があった。
(京都新聞) - 7月13日10時22分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050713-00000002-kyt-l26