2005年07月03日(日) 00時00分

パスワードを盗まれ預金被害 （東京新聞）

　インターネット専業銀行「イーバンク銀行」（東京）の顧客のパソコンに何者かがネットを経由して侵入、個人情報などを盗むソフト「スパイウエア」で口座のパスワードを解読し、預金十三万円を無断で引き出していたことが二日、分かった。同行はホームページなどで注意を呼び掛けるとともに警視庁に通報した。

　イーバンク銀行によると、顧客が一日、口座から無断で預金が引き出されているのに気付き、銀行側に問い合わせて被害が発覚。何者かが顧客のパソコンから盗んだパスワードを使って口座に不正アクセスし、預金十三万円を別の銀行の口座に送金したとみられる。送金先の口座には、ほかにも数十万円の入金があったといい、複数の被害が出ている可能性がある。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20050703/mng_____sya_____012.shtml