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2005年07月03日(日) 03時02分

リフォーム詐欺 元スポーツ選手を広告塔 グループ内派遣会社 営業社員ら補充産経新聞

 サムニングループの悪質リフォーム詐欺事件で、グループ内の人材派遣会社がプロ野球などの元スポーツ選手を“広告塔”とし、集めた人材をグループ各社に送り込んで営業や工事に当たらせていたことが二日、警視庁の調べで分かった。グループ各社は厳しいノルマを課せられて退職者が続出していた。警視庁はこの人材派遣会社を、グループぐるみの悪質商法の「人材供給源」とみて家宅捜索した。
 派遣会社は親会社だった「エム・エイチ・エス」と同じ東京都中央区のビルに入り、社長と監査役がエム社取締役を務める。民間信用調査機関によると、エム社の前身会社が100%株主になっていた。
 平成十五年には引退したスポーツ選手の「第二の人生」を支援する、とスポーツ選手に再就職先を紹介する部署を発足させた。元プロ野球選手を取締役に招き、「スポーツ選手は競争心を強く持っているから、ビジネス社会に向いている」と、マスコミに紹介されたことがある。
 関係者によると、雑誌広告で人材を募ったほか、草野球会場でも「元プロ野球選手のイベントがあるから参加しないか」と勧誘していた。
 エム社は、傘下の管理会社「サムニン・ジャパン」や営業会社「サムニン・イースト(現リブロ)」「サムニン・ウエスト」などの営業社員に派遣会社からの人材を充てていた。イースト、ウエスト両社が獲得し、エム社に発注された契約工事にも派遣社員が当たっていた。
 営業担当の派遣社員は主に地方で、リフォームしそうな古い家屋の入居者や独り暮らしの高齢者といった情報収集を担当。被害が三十四都府県に拡大することになったのは、このためとみられる。
 リフォームではテープを張るだけのような「手抜き」が繰り返されていたが「工事担当の派遣社員はリフォームや住宅建築の経験がない素人ばかりで専門的な研修も受けていない」(関係者)という。
 グループ各社では、成績優秀な社員には外車が贈られる一方、悪いと暴力が振るわれ、退職者が相次いでいた。警視庁は、派遣会社が元スポーツ選手を“広告塔”に、グループ各社の人材を補っていた疑いがあるとみている。
(産経新聞) - 7月3日3時2分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050703-00000014-san-soci