2005年06月23日(木) 00時00分

高齢者宅を強制修繕　船橋 特定商取引法違反容疑 （東京新聞）

　船橋署は二十二日、特定商取引法違反（書面不交付・不実の告知）の疑いで、柏市東柏二、建築作業員佐藤栄次（２６）、同市藤心一、同田浦正文（２６）の両容疑者を逮捕した。

　調べでは、両容疑者は昨年八月、船橋市内の一人暮らしの無職女性（７９）方を訪問し、床下・屋根の補強工事などの契約を結んだ際、同法で定めた事項を記載した書面を交付せず、また勧誘する際に「補強が必要だ」などとうそを言った疑い。ともに容疑を認めているという。

　同署によると、工事代金は百五十五万円で、女性は五回に分けて百三十五万円を支払っていた。女性宅を訪れた親類の男性が、手すりなどが取り付けられているのを不審に思い、同署に相談した。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/cba/20050623/lcl_____cba_____002.shtml