悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録
2005年06月21日(火) 20時33分

2004年度の携帯・PHS回収台数、約320万台ダウンITmediaエンタープライズ

 電気通信事業者協会(TCA)と情報通信ネットワーク協会(CIAJ)は6月21日、携帯電話・PHSのリサイクル実績について、レポートを発表した。

 TCAと携帯電話・PHS事業者は、キャリア、端末メーカーに関係なく、使用済みの携帯電話・PHSの本体、電池、充電器を回収している。

 2004年度の携帯・PHS本体の回収台数は318万9000台、回収重量で144トン前年度実績から減少した。

  種類   回収台数(千台)   回収重量(トン)   再資源化量(トン)   再資源化率(%)
  携帯電話・PHS本体   8528   677   129   19
  電池   7312   159   84   53
  充電器   3181   288   52   23

 リサイクルに関するアンケートも、携帯・PHS利用者2000人に対して行っている。

 携帯やPHSをリサイクルしていることを知っている人は50%弱。36%の人がゴミとして端末を捨てている。過去1年間に買い替え・解約した人のうち、古い端末を「店に引き取ってもらった」と回答した人は24%に留まる。

 過去1年間に端末を処分したことがある人の割合は、2003年度の42%から2004年度の16%へ大きく減少した。端末を処分せず保存している理由は、「コレクション・思い出として残す」が30%、「電話帳」22%、「データバックアップ用」19%、「ゲーム機」8%、「デジカメ」6%、「目覚まし時計」5%。端末の高機能化に伴い、通信機能以外の用途で利用している人が50%を超えていた。「個人情報が漏れるのが心配だから」という回答も24%と高かった。

 TCAでは、ユーザーのリサイクルへの認知度向上を図るとともに、端末の粉砕など、ショップにおけるサポートを図るとしている。

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/mobile/
(ITmediaエンタープライズ) - 6月21日20時33分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050621-00000068-zdn_ep-sci