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2005年06月21日(火) 15時03分

<カード情報流出>不正利用被害、国内分新たに10件判明毎日新聞

 米国で起きたカード情報漏えい問題で、三洋信販系のクレジットカード会社、ポケットカードは21日、マスターカードとの提携カードで、10件計100万円の不正利用被害が発生していたことを明らかにした。米国のカード処理会社から漏えいした情報が、偽造カードに加工され、日本国内で使われていたという。
 マスターとの提携カードによる被害額は、26件の不正使用を確認しているUFJカードで計520万円▽3件のバンクカード(地銀64行が出資)で計19万円▽3件のUCS(大手スーパー、ユニー子会社)で計40万円だったことも判明。ポケットカードを加えた4社で被害額は42件計679万円になる。
 ポケットカードの被害は、カード会員から「買った覚えのない商品の決済が行われている」との連絡を受けたカードの番号が、米国から送られてきた漏えいの可能性があるカード番号と一致したことで判明した。被害にあったカード会員10人は、全員が米国で買い物をしていた。偽造カードは昨年8月から今年5月までの間に使用されていた。カード会員には、ポケットカード側が補償したため損害は発生していない。
 クレジットカードの不正利用被害は、04年は186億円で00年の308億円から減少してきた。しかし、偽造カードによる被害は全体の13%(98年)にすぎなかったが、01年以降、5割を超えるようになっている。【清水憲司】
(毎日新聞) - 6月21日15時3分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050621-00000060-mai-bus_all