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2005年06月20日(月) 00時00分

UFJカードで不正利用 情報流出広がる 米カード事件 東京新聞

 米国のクレジットカード顧客情報流出事件をめぐり、セントラルファイナンス(CF、名古屋市)が「マスターカード(MC)」と提携して発行したカードでも約二千五百人分の情報流出の恐れがあることが二十日、分かった。国内では日本信販のカード約六千五百人分の流出の恐れが出ているが、ほかにもユーシーカード(UC、東京都港区)に同様の連絡が入ったほか、UFJカードも同日、顧客の会員情報で不正利用が行われていた、と発表。影響は国内各カード会社に広まっている。 

 CFの発行枚数約七百九十五万枚のうち、MC提携は約百三十万枚。同社によると、先週末にMC側から「同社カード約二千五百人分が情報流出の恐れがある」との連絡があった。同社が該当データを調べたところ、実際に顧客が存在したのは約五百人分。これまで、情報漏えいによるカードの不正使用は確認されていないという。

 一方、UCにも同様の情報がMC側から寄せられたが、UCは「該当する顧客数が把握できていないため」(広報室)として実数を公表していない。CF、UCの両社とも、該当するカードの無償交換を進める方針。

    ◇

 UFJカードは二十日、米マスターカード・インターナショナルから連絡を受けた情報を基に調べたところ、一部の顧客の会員情報で不正利用が行われていたことを確認したと発表した。

 オーエムシー(OMC)カードは二十日、提携する米マスターカード・インターナショナルから数百件の会員情報流出の恐れがあるとの連絡があったことを明らかにした。

 該当する会員のカードを差し替える方向で検討に入った。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/kei/20050620/eve_____kei_____000.shtml