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2005年05月27日(金) 23時30分

独自の脆弱性を修正した「鶴亀メール」の最新版、ユーザーは更新必須impress Watch

写真:インプレス    (有)サイトー企画は27日、「秀丸エディタ」と同等のテキスト編集機能を搭載するメールソフト「鶴亀メール」のv4.16を公開した。同社によると本バージョンでは、PCがウイルスに感染したかのように見せかけることができてしまう脆弱性を修正しているため、ユーザーに対し早急にバージョンアップすることを推奨している。

 修正された脆弱性はv3.53〜4.15に存在しており、特別な細工が施されたメールを本ソフトで受信すると、パソコンがウイルス感染したり、個人情報が流出したかのような現象が発生するという。ただしこの現象は、あくまでユーザーを騙すことが目的であって、実際にウイルスに感染したり個人情報が流出するわけではないとのこと。

 また本バージョンでは、メール一覧の日付を年月日ではなく“今日”や“昨日”といった表示に切り替えたり、メール一覧でも文字列を強調表示できる機能が追加されたほか、多くの仕様変更・不具合修正が施されている。

 なお同社は本ソフトのv3.53〜4.15で不振なメールを受信してしまった場合の対処方法として、該当メールを削除するか、v4.16にバージョンアップしてからメール一覧の右クリックメニューで[受信解析のやり直し]を実行することを挙げている。いずれにしても、ユーザーはバージョンアップが必須となるだろう。

【著作権者】(有)サイトー企画

【対応OS】Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP

【ソフト種別】シェアウェア 2,100円(税込み、「秀丸エディタ」ユーザーは無料)

【バージョン】4.16(05/05/27)

□秀まるおのホームページ

http://hide.maruo.co.jp/

□秀まるおのホームページ−鶴亀メール Version 4.15時点で見つかった脆弱性について

http://hide.maruo.co.jp/security/tksec20050527.html

□窓の杜 - 鶴亀メール

http://www.forest.impress.co.jp/lib/inet/mail/mailer/tsurukame.html

(中井 浩晶)
(impress Watch) - 5月27日23時30分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050527-00000028-imp-sci