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2005年04月18日(月) 09時17分

中国リスク大きい、反日デモは統制化された暴徒=経産相ロイター

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 4月17日、中川経済産業相は、中国の反日デモについて、統制化された暴徒の動きだとし、投資を含め中国リスクが大きいことに言及した。写真は17日、デモ隊が投げ入れたペットボトルが散乱する上海の日本総領事館 (2005年 ロイター/Claro Cortes IV)    [東京 18日 ロイター] 中川経済産業相は17日の民放テレビ番組で、中国の反日デモについて、統制化された暴徒の動きだとし、投資を含め中国リスクが大きいことに言及した。東シナ海のガス田問題では、国際司法裁判所への提訴は予定していないものの、そうした選択肢はあるとの認識を示した。
 中川経産相は、日本の経済活動において、「中国リスクはある」と指摘。「世界貿易機関(WTO)新規加盟時の約束を守っていないことや、知的財産権、海賊版や模造品が横行している」などと問題点を列挙し、「リスクが非常に大きい。投資も含めてだ」と述べた。今回の反日デモにより「恐怖感が増幅している」とも語った。
 さらに、「統制化された暴徒の動きは、結果的には中国政府の統制の下に行われていると言わざるを得ない」と不快感を示した。その影響については、「日本以外の外国からみると、中国は不思議な国。このままいくと、オリンピックはきちんとできるのかという不安がある。あるいは外国企業が多数進出しており、下手をすると、いつわが国の企業や国民に影響が出てくるかもしれないという不安を世界中に知らしめてしまった」と苦言を呈した。
 日中間で争点になっている東シナ海のガス田開発問題を、国際司法裁判所への提訴を通じ解決する可能性を問われ、中川経産相は、「予定はないが、選択肢はある」と述べた。もっとも、「その前の段階で中国はやる事がいっぱいあるのではないかということを、まず確認しなくてはならない」と語り、二国間での交渉を進めていく、とした。 
(ロイター) - 4月18日9時17分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050418-00000887-reu-int