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2005年04月16日(土) 16時10分

湯沢市民名簿流出:市、被害者におわび文書送付へ /秋田毎日新聞

 湯沢市の市民1万1255人分の名簿がインターネット上に流出した問題で、市は15日、後藤市之丞・市長職務執行者名で「個人情報が流出したことは、弁解の余地もなく、誠に遺憾」とするおわび文書を流出被害に遭った全員に送ることを決めた。
 市は窓口業務以外の市職員を総動員し、発送作業を行っている。市のホームページにも約50件の抗議メールが殺到。「名前が漏れたのではないか」との問い合わせ電話もあり、担当職員が対応に追われた。
 一方、湯沢、稲川、雄勝、皆瀬の旧4市町村は先月22日、新市へ移行し、4候補が市長選を戦っている。このため、市の幹部職員らは選挙への影響を懸念しているが、各陣営は「どう左右するか、意識しても始まらない」「最後の追い込みで、今はそれどころではない」などとしている。
 流出した個人情報は、旧湯沢市が02年度に実施した合併の是非を問う市民アンケート用。ほぼ全世帯から18歳以上の市民を抽出し、氏名、住所が記載されていた。
 湯沢雄勝合併協議会の公用パソコンに保管されていたが、担当職員がファイル交換ソフト「ウィニー」を使用した際、新種ウイルスに感染し、流出したらしい。市はこの職員を今月11日付で訓告処分とし、「個人情報の管理を、全職員に徹底させる」としている。【佐藤正伸】

4月16日朝刊
(毎日新聞) - 4月16日16時10分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050416-00000097-mailo-l05