悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録
2005年04月15日(金) 22時14分

<電子手帳>自分好みのコンテンツ追加機能が好評毎日新聞

 自分好みのコンテンツ(内容)を追加搭載できる電子辞書が人気を集めている。メモリーカードやCD—ROMを使って、後から辞書などを追加できるようにしたもので、カシオ計算機、ソニーなどは対応コンテンツの充実を急いでいる。
 これまでの電子辞書は、あらかじめ辞典などが数十種入った製品が主流だった。03年にシャープ、カシオ計算機が後からコンテンツを追加できる製品を発売したが、機械が従来品より大きく、持ち運びに不便なことや、コンテンツが外国語辞典など4種類程度しかなかったため、売れ行きは不調だった。
 しかし「専門用語や自分の趣味に合った内容を追加したい」という声が利用者から強まってきたため、各社は小型で追加可能な機種を開発。医学、法学などの専門用語辞典や「旅の英会話」など実用的なコンテンツの充実に動き始めた。
 ソニーは、パソコンを使って自分だけの辞書を作り、メモリースティックで電子辞書に移し替えられる機種を2月に発売した。同じ機種を持つ友人と共有できるため、「ゴルフ場情報」「夕食レシピ」などを互いに作って交換しあう楽しみ方もできる。カシオは、CD—ROM入りのコンテンツの種類を昨春の倍以上の31本に増加。セイコーインスツルも今月下旬に、専用のコンテンツカード3種類を発売する。
 家電量販店の販売データを集計するGfKジャパン(東京)によると、電子辞書の販売ピーク時期の4月第1週(4〜10日)のデータでは、追加機能を搭載できる機種が上位10機種のうち半分を占めた。ヨドバシカメラ新宿西口本店の担当者も「昨年は追加機能付きの電子辞書の売り上げは2割程度だったが、今年は5割以上」とする。
 カシオ、セイコーインスツルは7月までにさらにコンテンツを追加発売する予定で、「マイ電子辞書」へのニーズに対応していく方針だ。【谷口崇子】
(毎日新聞) - 4月15日22時14分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050415-00000110-mai-bus_all