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2005年04月14日(木) 02時41分

牧師暴行 十数年前から女性35人が被害 元信者調査産経新聞

 京都府八幡市の宗教法人「聖神中央教会」代表の永田保容疑者(61)=本名・金保=による女性暴行事件で、教会の元信者が昨年末に調べた結果、三十五人の女性が被害を訴えていたことが十三日、分かった。
 元信者から被害相談を最初に受けた大阪府河内長野市のニューライフ・キリスト教会のジャン・ドウゲン牧師が明らかにした。ドウゲン牧師によると、三十五人は少女十一人と、少女時代に暴行を受けた成人女性二十四人。永田容疑者の暴行は十数年前からあったとみられる。うち数人が京都府警に被害届を出したという。
 教会内で昨年末、「(永田容疑者が)信者に暴行している」とのうわさが広がり、その後に脱会した複数の信者が少女を含む女性らに聞き取り調査した結果、三十五人の被害が判明したという。
 信者は被害状況をまとめてドウゲン牧師に相談。ドウゲン牧師は、現在「被害者の会」代表を務める京都市のアッセンブリー京都教会の村上密牧師に支援を要請した。
 村上牧師はこれまで「(永田容疑者の)暴行は十四年前からあった。被害者は二十人は下らず、三十人近くになる可能性もある」と語っていた。
(産経新聞) - 4月14日2時41分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050414-00000023-san-soci