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2005年04月09日(土) 02時56分

京都の牧師 独立時にも信者暴行 女性告白直後韓国へ逃亡産経新聞

 京都府八幡市の宗教法人「聖神中央教会」代表の永田保容疑者(61)が婦女暴行容疑で逮捕された事件で、永田容疑者が宗教法人の認可を受けて独立した翌年の昭和六十三年にも、成人女性の信者に乱暴したことが教会内で問題となり、永田容疑者が韓国に一時逃亡していたことが八日、複数の関係者の証言で分かった。事件を契機に発足した被害者の会は、性的暴行の最初の被害は平成三年ごろにあり、被害者は約三十人にのぼるとみていたが、暴行は独立当初から行われていた疑いが強まった。
 複数の関係者によると、大阪の教会で牧師として活動していた永田容疑者は、昭和六十二年に京都府内で宗教法人認可を受けて独立。翌六十三年三月ごろに大阪府内の信者から家の寄進を受け、そこを拠点に活動を始めた。そのころ永田容疑者は、この信者の娘で当時二十歳代の女性に性的関係を迫り、複数回にわたり暴行したという。
 女性はその後、教会内で開かれた集会で突如手を挙げ、涙ながらに暴行の事実を告白。集会に参加していた元信者によると、このとき、ほかにも複数の女性が手を挙げ、被害を訴えた。
 永田容疑者はすぐに韓国へ逃亡したが、数カ月後に帰国。事件があった教会は寄進した信者の手に戻っており、活動の拠点を大阪府内の別の教会に移し、その後さらに京都府内に本部機能を移した。元信者によると、このころから自らの神格化を推し進める教義に転換したという。
(産経新聞) - 4月9日2時56分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050409-00000019-san-soci