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2005年04月08日(金) 23時30分

生産履歴など消費者に提供へ 竜王に穀物乾燥貯蔵施設が完成京都新聞

乾燥調整履歴を自動的に記録するシステムを備えたカントリーエレベーター(滋賀県竜王町弓削)    コメの乾燥や出荷の時期などの履歴を自動的に記録・管理する機能(トレーサビリティーシステム)を備えた滋賀県内で初のカントリーエレベーター(穀物乾燥貯蔵施設)が、竜王町弓削に完成した。事業主体のJAグリーン近江(東近江市)は同施設の機能を基に、今秋から、生産者や生産地といった生産履歴などの情報をインターネットなどで消費者に提供したいとしている。
 完成した施設は鉄骨造り平屋で、約2100平方メートル。小型の貯蔵容器(50トン)を66個設置することで、農薬の成分別や収穫時期別に均質なコメを管理できるようにした。乾燥、出荷時期を自動的に記録するコンピューターシステムを備え、生産履歴と乾燥調整履歴の一貫した記録・管理も可能になった。水稲の年間処理能力は3000トン。総事業費は補助金を含め約9億8800万円。
 JAグリーン近江は施設の機能を活用して、コメの生産者や生産地、出荷時期などをインターネットで検索できるようにしたり、携帯電話で情報を読み取る「二次元コード」をコメの袋に張ることを計画している。中江吉治同JA米穀施設課長は「安全なコメの情報を積極的に提供し、売り上げの向上につなげたい」と話している。
(京都新聞) - 4月8日23時30分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050408-00000049-kyt-l25