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2005年04月08日(金) 18時00分

個人の詳細な行動まで追跡? 検索サイト巨大化への懸念(下)WIRED

  http://hotwired.goo.ne.jp/news/business/story/20050407101.html (4/7から続く)

 自分のオンライン行動が追跡されることを心配する人々のために、各サーチエンジンではそれぞれプライバシーポリシーを掲げ、ユーザーを安心させるような項目をいくつか示している。

 たとえばグーグル社の http://www.google.com/privacy.html プライバシーポリシーでは、同社のウェブサイトは「ユーザーからの明示的な同意なくして、個人を識別する情報を第三者と共有することはいたしません」と明言している。

 米アスク・ジーブス社は、会員制サービスに登録する人々に対し、「当社が個人用にカスタマイズしたサービスを提供できるように」個人情報を入力するよう求めている。ただし、ユーザーの同意なしに、同社の http://sp.ask.com/docs/about/privacy.html プライバシーポリシーの対象にならない無関係の第三者と情報を共有することはないとしている。アスク・ジーブス社は最近になって、
、インターネット企業の http://www.iac.com/ 米インターアクティブコープ(IAC)社に買収されることが決まっている。

 しかし同社は文書による声明の中で、「買収手続が完了していないため、IAC社による買収で、アスク・ジーブス社のプライバシーポリシーがどのような影響を受けるかについては、まだ話ができる段階ではない」としている。ただし、アスク・ジーブス社としては、現在のポリシーはオンラインのプライバシー保護を審査する第三者機関による『 http://www.truste.org/requirements.php TRUSTeプライバシーシール』プログラムの認証を受けており、これを引き続き利用したいとの意向だ。

 米ヤフー社でも、ユーザーの同意なしに系列外企業への個人データの貸し出し、 売買、共有は行なわないことを http://privacy.yahoo.com/privacy/us/ 保証している(ただし、召喚状を受けた場合などいくつかの例外がある)。

 しかしヤフー社は、企業グループ内部ではユーザーを詳細に追跡することを明言している。

 同社のプライバシーポリシーには、「Yahoo!に登録し、サービスにサインインした場合、そのユーザーはYahoo!にとって匿名ではなくなる」旨の記載がある。

 ヤフー社では、ユーザーがサイトに登録して製品やサービスを利用した際に、個人情報を収集すると説明している。同社によると、この情報を業務提携先や他社から入手したデータと組み合わせて使うこともあるという。また、個人情報に基づいて対象を絞った広告も表示している。

 オンライン検索を頻繁に利用するが、できるだけ自分の行動を匿名にしておきたいという人に対し、サリバン氏とホーフナグル氏は、以下のような手段をとるとよいかもしれないと述べている。

 まず、サリバン氏によるとブラウザーがクッキーを受け入れないように設定するのは1つの手だという。ただし、一部のサイトがうまく表示されなくなる恐れがある。もう1つの方法は、匿名IPアドレスを使ってインターネットを利用することで、これならサイト側がユーザーの動きを追跡するのはかなり難しくなる。

 さらにサリバン氏が勧めるのは、頻繁に使用するとき以外は、無料電子メール・アカウントなどの登録を必要とするサービスからログオフしておくことだ。

 一方、ホーフナグル氏はGoogleユーザーに対し、定期的に同サイトのトラッキング・クッキーを削除するよう勧めている。あるいは、各ユーザーがクッキー・ファイル適用ルールを設定して、Googleのクッキーを完全に受け付けないようにすることもできる。

 しかし、ホーフナグル氏が最も強調するのは、 http://hotwired.goo.ne.jp/news/business/story/20040402105.html Gメール(日本語版記事)を利用するなという点だ。無料で2GBの容量というのは魅力的だが、電子メールの内容を監視され、検索されるというのでは、 http://www.epic.org/privacy/gmail/faq.html ユーザーの払う代償が大きすぎるというのだ。

 ただし、ホーフナグル氏は人にはGメールを使うなと言いながら、自分自身はその勧めに従うつもりはないようだ。同氏によると、GoogleがGメールを発表してから12ヵ月が経過したが、今では自分を含め知り合いの他のプライバシー保護論者のほとんど全員がアカウントを申し込み済だという。

 もちろん彼らが申し込んだ理由は、プライバシーを侵害するような活動を監視するためで、2GBの保存容量に惹かれたわけではないとホーフナグル氏は語った。

[日本語版:平井眞弓/長谷 睦]日本語版関連記事

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http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20040415302.html スパムメールの半数に、ユーザーの行動を追跡するコード


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(WIRED) - 4月8日18時0分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050408-00000007-wir-sci